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刻々と時は流れて10年・・・刻刻

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今回の内容は、一部あいまいな記憶を元に記載しています。

モーニング2の創刊

今から約12年前、2006年にモーニング2が創刊されました。Wikipediaを見ると2006/08/10創刊となってます。創刊号と2号は押入れのどこかにあるはず・・・
この雑誌はモーニングの増刊扱いとして始まってます。どーも今も増刊という扱いは変わっていないようです。手元ですぐ見つかった黒田硫黄のアップルシード連載開始号を見ると、裏表紙の部分に「モーニング9月2日号増刊」となっています。(ちなみに平成26年なので2014年ですね・・・)
増刊扱いで始まっているというのが、どういう事かというとモーニング2はモーニング編集部が担当しているということです。モーニング2が創刊されたときの編集長は当時のモーニング編集部の副編集長だったと思います。なのでモーニングの新人賞であるちばてつや賞、MANGA OPENの受賞作品が掲載されたり、そこから連載したりしていました。

創刊当時の看板作家はモーニング本誌で不思議な少年を不定期連載していた山下和美や当時メジャー雑誌にも進出し始めてたオノナツメです。この当時の雑誌の特徴の一つが作品のページ数が毎号決まっていないということ。通常の漫画雑誌の場合、作品ごとに16ページとか24、32ページとか決まっているんすが、一部の作品については制約がないことを編集後記とかで謳っていたような記憶があります。確かこれは不思議な少年がモーニング本誌に載せるにはページ数が多くて合わない話が結構あって、いっそページ数を作家に好きなようにして載せられる雑誌にしてしまおうという経緯だった気がします。

刻刻

モーニング2も創刊からしばらく後に刻刻が連載開始しました。作者は堀尾省太で、これが初連載作品です。Wikipediaを見ると2008年からの連載でモーニング2は月刊化に変わった時期です。連載当初から一部の間で面白い漫画があるって感じで評判になってました。

この作品、初連載だというのにストーリーの進み方が長期連載を前提にしているような作り。「止界」という時が止まった世界を舞台にしていくのですが、キャラクターも世界観も割と話数をかけている。これ連載前から相当担当編集者と打ち合わせを重ねて、構成を考えたんじゃないかと思います。絵は特別上手いわけじゃないですが、完成度が高いので見やすいです。連載後半でもあまり絵は変わっていないみたいなので、絵の進化はあまりない作家かもしれません。
この作品の単行本の発売日を見てみると、1巻と2巻が2009/08/21の同時発売です。これ1巻が発売できる量の話数が進んでも、単行本化してもらえなかったってことですね。新人で実績のない漫画家だと、中々単行本化してもらえないことがあるんです。かなり面白いと評判があっても厳しいですね。最終的には8巻まで出ています。

モーニング2がコンビニに置いてあったときは、立ち読みで追っていたのですがコンビニに置かれなくなってからは追ってませんでした。久々に買った上述のモーニング2を見ると、まだ連載されていてほとんど終盤のような内容です(最終回まであと3回と書かれてます)。気になりながらもしばらく忘れていた刻刻ですが、なんと連載開始してから10年後の今年、刻刻がアニメ化されて現在放映中です。

kokkoku-anime.comもう物語は佳境に入ってきていますが、おすすめです。

以上

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